2023/10/23

蟻について

今日の夢

料理をしている。フライパンの底から次々と現れる蟻を、箸でつまんでちり紙の上に擦り付ける。蟻の死骸は肉団子のように固まって、次第に大小様々の脚をもぎ取られた蜘蛛の腹になる。蜘蛛の腹は陳列されている。

蟻の被害

朝起きると、ゆで卵の周りに蟻が群がっている。少しモモンガの皿をずらすと、蟻が忙しなく散って、またゆで卵へ戻っていく。蟻ごとゆで卵を箸でつまみ、ビニル袋に詰めて、封をする。モモンガの餌回収係に任命されたため、蟻観察がモーニングルーティーンである。
蟻は鉄フライパンにも沢山いる。鉄フライパンは綺麗に洗ってしまうと次に使うときにくっついてしまうので、いつも軽くしか洗っていなかったが、これが仇となった。肉の残り香か何かに引き寄せられて、フライパンを縦横無尽に大量の蟻が歩いている。おかげさまで、何回か、弁当を作る気力が削がれた。本当に迷惑な話である。

2023/12/10 寒くなった

市販の独餌があまり効かなかった。ホウ酸入りの餌を作った。砂糖と一緒に煮詰める、卵焼きに練りこむ、肉汁やアイスに溶かす、など色々(家族で)やったけれど、どれも決定的な解決にはならなかった。手をこまねいている内に、東京も次第に寒くなり、いつの間にか蟻はいなくなった。多分、隙間風だらけの我が家が過酷すぎたのだろう。(全く蟻にさえ疎まれる家である。)
料理をするたびにフライパンに蟻がいないか確認する。一匹もいないわけで、少々寂しい気持ちになる。